笠石神社のご本尊として祀られている那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)。徳川光圀の命により侍塚古墳で行われた学術的発掘調査の契機になった石碑。日本三碑。国宝。
日本考古学の原点 湯津上の侍塚古墳
那須の湯津上は国宝・那須国造碑、史跡・侍塚古墳を擁する下野国有数の歴史的中枢の地域である。
那須国造碑に見える「直韋提」の由来を志向し、奥津城を探索した水戸藩主徳川光国公は、往古具現の英傑として史上に膾炙されている。とくに侍塚古墳の発掘は、わが国の考古学の根源として光輝している。
侍塚古墳の発掘は被葬者告諭に初じまり、墳丘形状の測地、発掘の目標、発掘出土物の絵図化、発掘次第文を添えて出土物を木箱に一括密封して埋置、発掘後の墳丘復旧など一連の経緯が総括され、光圀公の指示により儒臣佐々宗淳の差配、庄屋大金重貞の知恵文筆の記録として伝えられている。
この希有の事跡は、近代の考古学の方法と等しく、正に日本考古学の原点として、高く評価される。
令和三年三月二十八日 文学博士 坂詰秀一 撰文
那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ) 国宝(古文書) | 大田原市
文献
[1] 大田原市なす風土記の丘湯津上資料館 2022『日本考古学発祥の地』
日本三古碑(にほんさんこひ):那須国造碑(栃木県大田原市)、多賀城碑(宮城県多賀城市)、多胡碑(群馬県高崎市吉井町)の三碑。いずれも飛鳥時代~奈良時代にかけての8世紀前後のもの。書道史上、極めて重要とされている。 pic.twitter.com/vseVTJZLss
— 雲海堂 (@unkaido) 2017年7月27日
那須国造碑(国宝)
— じゅんこモン🍓🍎赤水図スゴイ! (@Jun6677Kjya) 2018年7月12日
なすのくにのみやつこのひ#日本三古碑 のなかで1番古い☆
1676年、草むらに埋もれていたこの石の話を聞いた #徳川光圀 公は、近くの 侍塚古墳とともに調査!碑堂を建てて保護、付近を #水戸藩 領(飛び地)とした…
拝観料支払いってね、
間近で見れます#栃木 #那須国造碑 #笠石神社 pic.twitter.com/5j6V8e25ro
#ぐんまちゃん の #古代浪漫深掘りの旅☆#那須国造碑 は、飛鳥時代製作と言われる貴重な石碑!
— 与一くん (@yoichikun41) 2018年8月31日
宮司さんがとってもとっても丁寧に説明してくれて…
(。-ω-)zzz…(;。゚ω゚) ハッ!
※那須国造碑は今回特別に許可を得て撮影・アップしています!
詳しく見たい方はぜひ、直接お参りに来てね〜☆(≧∇≦) pic.twitter.com/ocTKS5HqRe
那須国造碑は明治44年に国宝に指定されました!凄い!
— 林太朗 (@tg_zen) 2018年8月31日
神主さんがいろいろ説明してくださいました^ ^#ぐんまちゃん#古代浪漫深掘の旅#笠石神社#那須国造碑 pic.twitter.com/2Qkx3tGlw6
那須国造碑を拝観しました。宮司さんの静かなる熱弁にパワーをいただきました。 pic.twitter.com/eXHqsOthKi
— 石碑探訪 (@sekihitanbo) 2020年8月15日