週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

南塚原14, 15, 16, 35号墳 神川町新里

大塚稲荷古墳の前に立てられた説明板で「現存された古墳」と記された南塚原14号墳、15号墳、16号墳。大塚稲荷古墳の南東に一列に並ぶ。

南塚原14号墳(No.111)は径10mほどの円墳。
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南塚原15号墳(No.112)は径10mほどの円墳。藪の中で現状不明。
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南塚原16号墳(No.113)は径10mほどの円墳。横穴式石室。
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南塚原35号墳(No.132)は径13mほどの円墳。現状不明。文献[1]の調査によると、7世紀前半の築造。主な遺構は胴張り型横穴式石室、控積み、葺石、周溝、畝。主な遺物は土師器、須恵器、鉄鏃、両頭金具。
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青柳古墳群の支群の群集墳に関してはぺんさんのブログ「ぺんの古墳探訪記」の記事とマップを参考にさせて頂きました。いつもありがとうございます。

南塚原12号墳-13号墳14号墳-15号墳-42号墳【埼玉県神川町】 - ぺんの古墳探訪記

文献

[1] 神川町教育委員会 2012 『神川町埋蔵文化財調査報告5:青柳古墳群南塚原支群III 神川町教育委員会

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