秋の稲刈りシーズンに古墳巡りをしていて、稲穂を干している光景を見かけた。とても長閑(のどか)な風景なので写真を撮った。(撮影地: 神奈川県伊勢原市三ノ宮)
調べたところ、お米は収穫後に乾燥させる必要があり、昔は全て天日で乾燥させていたが、今は機械乾燥が主流となっているそうだ。機械乾燥では短時間で乾燥できる。天日乾燥では、2週間程自然の風と太陽の光で丹念に乾燥させる。当然、味に差が出る。農家は自家用に天日乾燥をしていると農家出身者から聞いた。天日干しのために、木材や竹などで柱を作り、横木を何本か掛けて作ったものを稲架(はさ、はざ、はせ、はぜ、はで)、稲木(いなぎ、いなき、いのき)、稲掛け(いねかけ、いなかけ)、稲機(いなばた)と呼び、稲を干す作業、干した状態を稲架掛け、稲木干しと呼ぶ。この歳になるまで知らなかった。弥生時代より米作をしてきた日本人には当たり前の光景なのだろう。
こちらの光景も気になったので調べた。(撮影地: 埼玉県久喜市菖蒲町)
この三角に組んだ稲わらは積み藁(つみわら)、藁ボッチ(わらぼっち)などと呼ばれるもので、干し終えた稲を脱穀したあと、積みわらにして保存し、草履や縄、蓑笠、俵、畳などにしたり、藁葺き屋根や田畑の堆肥、牛の餌として使うとのこと。
— 月をみるもの (@bamboo4031) 2022年10月1日
韓国の現代アート
18体の首のない藁人形がテーブルを支える。その上には1つの「頭」が転がる。藁人形が頭を取ろうとテーブルの下から体を起こすと、テーブルが傾きボールが遠くへ転がってしまう。韓国のキネティックアーティストのチェ・ウラムの作品。
— 萩原幸也 ®️ (@onipro) 2022年9月22日
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