次に小野川左岸の牛久市下根町の台地に位置する琴塚古墳を訪れた。いばらきデジタルマップの牛久市の遺跡番号039の古墳。常磐線「ひたち野うしく駅」から南東に徒歩15分の竹林の中にある。駅を軸とした区画整理事業「人人ニュータウンひたち野中央」で古墳のすくそばまで宅地開発されている。ひたち野うしく駅は、ニュータウンの宅地開発に取り組む住宅・都市整備公団と、JR東日本、牛久市が1995年に新駅の建設に合意、1998年に開業した。新駅が建設された場所は、1985年に開催されたつくば万博の玄関口として常磐線に設けられた臨時駅「万博中央駅」の跡地。万博のときは、地元住民が万博閉幕後も恒久的存続を旧国鉄に請願したが拒否された。新駅建設では、事業費約70億円のうち約50億円を公団が、約20億円を市が負担したとのこと。
竹林の中に踏み込むと墳頂上の石祠が倒れていた。
茨城県牛久市下根町 愛宕脇古墳・琴塚古墳 | 古墳探訪記
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