週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

柏北部東地区の遺跡展「地中からの目覚め」 柏市郷土資料展示室

柏市郷土資料展示室で開催中の柏北部東地区の遺跡展「地中からの目覚め」を鑑賞した。柏北部東地区は、つくばエクスプレスの線路開発にともなって、柏たなか駅周辺の土地区間整理事業が実施され、地区内の小山台遺跡、駒形遺跡、矢船遺跡などを、千葉県教育振興財団が、平成10年から約20年間にわたり発掘調査を行い、旧石器時代から中・近世に至る遺構・遺物が見つかっている。本展では、これらの調査成果を紹介する。小山台遺跡で発見されたトンネル状遺構が興味深い。総延長310m以上で、焚火による焙り出しを伴うようなアナグマ猟に関係する可能性が考えられるとのこと。柏市郷土資料展示室に来る途中、国道6号線で東猯穴入口という難読地名の交差点があった。猯は「まみ」と読み、タヌキ又はニホンアナグマのことで、魔魅とも書くそうだ。その後に知ったが柏市には狸穴(まみあな)遺跡がある。字名(柏市手賀字狸穴)に由来する。

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今年の会場と会期は、

イベント情報 - 文化財センター −遺跡見学会や遺跡展のご案内−

文献

[1] 有限会社勾玉工房mogi 2015 『柏市埋蔵文化財調査報告書81:狸穴第1遺跡(第2次)・狸穴第2遺跡(第3次)』有限会社勾玉工房mogi

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