週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

大類1号墳(苦林古墳) 毛呂山町川角

坂戸市毛呂山町にまたがる苦林(にがばやし)古墳群。坂戸市では塚原古墳群として、毛呂山町では大類(おおるい)古墳群とする。両古墳群で5基の前方後円墳を擁し埼玉県内では埼玉(さきたま)古墳群を除くと他に例がない。

大類1号墳、別名、苦林古墳は全長23.8mの小型の前方後円墳毛呂山町指定史跡。墳丘上には文化10年(1813年)銘の千手観音の石仏(苦林野合戦供養塔)と、1933年建立の苦林野古戦場の碑が建つ。苦林野古戦場は、貞治4年(1365年)の足利基氏と芳賀禅可の軍勢の戦。

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『太平記』の舞台・苦林野/毛呂山町

苦林野歴史散歩/毛呂山町

文献

[1] 埼玉県教育委員会 1994「埼玉県古墳詳細分布調査報告書」

[2] 宮川進 1997「さいたま古墳めぐり」

[3] 塩野博 2004「埼玉の古墳 比企・秩父」さきたま出版会

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