週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

中尾山古墳 明日香村

NHKの歴史探偵で取り上げられた「飛鳥の八角形古墳」中尾山古墳は、八角形は天皇を象徴していて、石室の大きさから火葬墓で、被葬者の候補は文武天皇とのことだったが、東京都多摩市の稲荷塚古墳も八角形墳であることにも触れて欲しかったな。他にも不正八角形墳の群馬県藤岡市の伊勢塚古墳とか。さらに、宮内庁天皇陵の説明では、舒明陵と天智陵の陵形は上円下方、天武・持統陵の陵形は円丘で、八角形墳としていない。理由は、天智陵(御廟野陵)、舒明陵(段ノ塚古墳)に範を採った明治天皇以降の近代の天皇の陵墓に上円下方墳の形式が採用されているため。御廟野古墳は1970~80年代に宮内庁が外形を調査し、実測図や写真を公表。それまで方形壇の上に円丘を築いた「上円下方墳」と考えられていたが円丘部は八角形だったことが判明している。段ノ塚古墳も八角墳(上八角下方墳)であることが判明している。しかし、明治天皇以降の近代の天皇の陵墓の陵形は上円下方のため、八角形墳と認めることができない。さらに厄介なことに、武蔵府中熊野神社古墳などの上円下方墳が見つかり、誤解を生む状況になっている。

番組では天皇を象徴する八角形として高御座が紹介されていた。 

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中尾山古墳の発掘調査の現地説明会の様子

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