龍角寺古墳群の岩屋古墳や上福田岩屋古墳の石室の石材に使われた貝化石を含む軟質砂岩の産地の木下(きおろし)貝層を木下万葉公園で見学した。木下貝層は約12〜13万年前の地層で、古東京湾と呼ばれる大きな内湾で堆積した貝殻でできたもの。日本地質学会選定の「県の石」で「千葉県の石(化石)」に「木下貝層の貝化石群」が、「千葉県の石(岩石)」に鋸山の「房州石(凝灰質砂岩・細礫岩)」が選ばれている。
今日の古墳巡りでは当地域の石室でおなじみの木下貝層も見学しました。露出した崖面には貝化石びっしりの白い地層が。古墳が築造されたのは1500年前くらいだから、12〜13万年前ってとてつもなく古すぎて想像つかないな。 pic.twitter.com/jeTYsHAihs
— ぺん@小説とか地理とか (@pen_kofun3) 2020年11月3日