週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

埴輪が川口にやってきた! 川口市立文化財センター分館郷土資料館

特別展示「埴輪が川口にやってきた!」を開催中の川口市鳩ヶ谷本町の郷土資料館を訪れた。埼玉県埋蔵文化財調査事業団から借り受けた埴輪9点と青木中央小学校6年生のみなさんが描いた埴輪のスケッチ149点を展示。埴輪が川口市にやってくるのは、なんと初とのこと。埼玉県教育委員会が埼玉県埋蔵文化財調査事業団に委託して実施している「古代から教室へのメッセージ」事業の一環。ある生徒が模造紙にまとめた「古墳調べ」がすばらしい。毛長川流域の自然堤防から台地の縁にかけて、かつては高稲荷古墳を主墳とする新郷古墳群があった。

f:id:kofunmeguri:20200926152146j:image
f:id:kofunmeguri:20200926152139j:image

郷土資料館ホームページ

実は間違えて、川口市本町の川口市文化財センターを訪ねたところ、埴輪が見当たらないので尋ねたら、鳩ヶ谷本町に分館の郷土資料館があり、そこで展示していると教わった。調べたら、2011年に鳩ヶ谷市川口市に合併したと知る。鳩ヶ谷市は当時、面積が蕨市に次いで2番目に小さな市だった。

川口本町の本館では、毛長川流域の古墳と遺跡の分布図や高稲荷古墳の写真(昭和35年頃)のパネル、宮脇2号墳出土の直刀、新郷貝塚出土の貝や前野宿貝塚出土の土器の「実際にさわってみよう」のコーナー、安行式土器、安行原の蛇造り、川口鋳物のベーゴマの作り方など見どころ満載。

f:id:kofunmeguri:20200926152302j:image
f:id:kofunmeguri:20200926152258j:image

川口市立文化財センターホームページ

にほんブログ村 歴史ブログ 考古学・原始・古墳時代へ
にほんブログ村