週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

巣鴨さざえ堂 豊島区西巣鴨

大正大学構内に建築された「すがも鴨台観音堂(おうだいかんのんどう)」は、その姿が巻き貝のさざえに似ていることから「鴨台さざえ堂」の愛称で呼ばれている。大乗仏教精神に基づく建学の理念「智慧と慈悲の実践」を具象化した仏教文化施設で、建物は八角・三匝(さんそう)の階堂で、堂内の回廊は往路と復路が交わることのない二重螺旋構造になっている。頂上階に聖観自在菩薩(しょうかんじざいぼさつ)「すがも鴨台観音」を安置。

さざえ堂(栄螺堂)は、江戸時代後期の東北や関東地方に見られた特異な建築様式の仏堂で、堂内は螺旋構造の回廊となっていて、順路に沿って三十三観音や百観音などが配置され堂内を進むだけで巡礼が叶うような構造。仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づいて、右回りに三回匝る(めぐる)ことで参拝できるようになっていることから、本来は三匝堂(さんそうどう)という。1796年(寛政8年)建立の会津若松市の円通三匝堂(会津さざえ堂)が有名。なんと、西新井大師にもある。

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すがも鴨台観音堂(鴨台さざえ堂)| 大正大学

巣鴨さざえ堂は、2017年に四本木稲荷古墳を訪れる前に立ち寄った。

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緊急事態宣言の解除を受け、古墳巡りの再開を検討中。

 

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