週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

前田耕地遺跡 あきる野市野辺

あきる野市の東部図書館エルの南隣にある前田公園に前田耕地遺跡の一部が保存されている。前田耕地遺跡は、多摩川支流の秋川と平井川に挟まれた段丘上に位置し、1976年(昭和51年)から1984年(昭和59年)まで発掘調査が行われ、縄文時代草創期から古代に至る集落跡が確認された。縄文時代草創期の2軒の住居跡は日本初の発見例。その1軒からは、クマなどの動物骨とともに、サケ科魚類の顎歯が約8,000点出土。日本最古の内水面漁撈活動を示す考古資料。

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東京文化財ウィーク2019では東京都埋蔵文化財センターで前田耕地遺跡出土遺物が日本最古級の縄文遺跡として特別公開された。最新の分析成果から、出土土器が国内最古級の事例である可能性が高まった前田耕地遺跡の重要文化財に指定された出土品の中から土器片を含む約50点を展示した。

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詳細情報 : 東京都文化財情報データベース

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