滝野川雷汞所(らいこうじょ)は東京第一陸軍造兵廠滝野川工場の別名。雷汞(らいこう)は爆弾の起爆薬で、水銀を硝酸で溶解しエチルアルコールを加えて反応させたもの。雷汞を詰めたのが雷管。
滝野川病院脇に滝野川雷汞所の東端を示すと思われる標石(境界石)がある。
「陸軍用地」の「陸」は掠れ「用地」は埋もれている
滝野川雷汞所の西端を示すと思われる標石。壁の内側では東京国税局滝野川第二寮を区営シルバーピア滝野川(仮)に建て替える工事の最中。
「陸軍用地」と読める
少し南のこの辺りにも最近まで標石が残っていたが建て替え工事で消滅。
明治通り(国道122号線)に立つ滝乃川学園跡の説明板
地図に雷汞所の記載あり