週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

鍰煉瓦(からみれんが) 北区王子本町

鉱石から金属を精錬するときに生じる鉱物成分など含む物質をスラグもしくは鉱滓(こうさい)と呼ぶ。銅やアルミニウムなどの非鉄金属の精錬で生じたスラグの場合、鍰(からみ)とも呼ばれる。鍰煉瓦は鍰を型に流し込んで固めたもの。重い、衝撃に弱い(脆い)という特徴を持つ。北豊島郡王子村(現豊島5丁目付近)の関東酸曹の製銅工場で製造した鍰煉瓦(商品名は鐡煉瓦)が近隣の北区、荒川区、足立区などで見つかる。今回は王子本町で見つけた鍰煉瓦を紹介する。軍用貨物線の土留めとかに使われていた鍰煉瓦かもしれない。

屋外の水道受けとして利用されていた鍰煉瓦

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駐車場の土留めとして利用されていた鍰煉瓦

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[1] 大久保幸治 1981「鍰煉瓦の話」『足立史談』160号

[2] 足立区立郷土博物館 2000「足立区風土記稿 地区編3 江北」足立区教育委員会

[3] 領塚正浩 2018「関東酸素(株)が製造した鍰煉瓦とその現況」『北区飛鳥山博物館研究報告』第20号

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