昨年、大田区立郷土博物館を訪れたら展示入替ため休館だった。今回、再訪してリベンジを果たした。田園調布古墳群から出土した遺物など見所が多い。
郷土博物館を堪能した後、久ヶ原遺跡のある久が原の台地を目指した。久ヶ原遺跡は、弥生時代後期を中心とした関東地方最大の集落遺跡で、南関東地方後期土器編年基準の「久ヶ原式土器」の標式遺跡。
遺跡の中にある久が原南台児童公園
【久ヶ原式土器】
— 大弥生時代bot (@yayoibot8) 2019年11月9日
1~3世紀頃の南関東に広く分布している標識土器。大田区の久ヶ原遺跡から大量に出土したことから名づけられた。久ヶ原式の壷は、縄目の模様や幾何学模様が巡らしてあり、赤色素のベンガラが塗られている等の特徴をもつ。 pic.twitter.com/0JQFaHrObm
西方向、第二京浜国道の池上警察署前交差点の方向。信号の左にヒルズ久が原が見える。1997年、建設に伴う発掘調査で、旧石器時代の2つの文化層から、石器や剥片などの集中するブロックが3ヶ所と礫群2ヶ所が見つかり、ナイフ型石器、敲石、剥片、石核が出土した。
東方向、多摩川の先の武蔵小杉のビルが見える。
南の千鳥いこい公園の崖下の六郷用水の跡
大田区立郷土博物館を訪れたのは約半年ぶり。