遠藤秀紀展示監督作品「愛で育て屠る 家畜」展を東京大学総合研究博物館で観覧した。
ウシやウマってこんなに大きいのね、鶏ってこんなに種類があるのね、とか観るとわかる。これらを収蔵する博物館ってすごい。展示台の下のケヅメリクガメの標本が気になった。隣にあったのはゾウガメかな?
手前の展示室の特別併設展示「人類先史、曙 - 東京大学収蔵、明治期の人類学標本 -」は、事前に知らなかったので驚いた。大森貝塚で有名なモース博士の発掘した人骨、石器、土器など多数展示。品川歴史館や大田区立郷土博物館で大森貝塚の展示を見たけど、東大に本気を出されたら太刀打ちできない。「人骨が断片的に散在していたことにより、モースは食人とみなしたが、現代では否定されている」と気になっていたことが氷解。坪井正五郎博士のコレクションや、人骨コレクションも堪能。こっそりとすごい展示している。もっと宣伝して欲しい。8月10日から耐震工事のため長期休館になる。
人類先史、曙ーー東京大学所蔵明治期の人類学標本 東京大学総合研究博物館
ツイッターはじめます。東京大学総合研究博物館は、本郷キャンパス内にあるユニークな博物館。1877年の創学以来、大学が収集してきた400万点超の貴重な学術標本を所蔵しています。ここで行われている研究や展示等について発信していきますので、フォローお願いします。https://t.co/v3FSfWp1xz
— 東京大学総合研究博物館 UMUT (@UTokyo_museum) 2021年6月23日
【新規公開】
— 東京大学総合研究博物館 UMUT (@UTokyo_museum) 2023年3月2日
昭和初期に活躍した考古学者、中谷治宇二郎(1902–1936)が残した図面やノートなどをデータベース(UMDB)にして公開しました。総合研究博物館所蔵の縄文遺物スケッチや、早逝する直前のパリ留学時代の記録など、およそ1万5000点の資料を収録しています。https://t.co/Av06im8j99 pic.twitter.com/uLmGHHfKJo
【新規公開】
— 東京大学総合研究博物館 UMUT (@UTokyo_museum) 2023年3月3日
「大学には博物館があるべき」というエドワード・モースの先進的意志により、1880年に設置された東京大学理学部博物場。そこに展示・収蔵されていた古物学目録掲載標本のデータベースを公開しました。日本の近代学問が立ち上がった明治の息吹を感じてください。https://t.co/5q1rXf2Dao pic.twitter.com/fVXcDsWHa8