みどり市岩宿博物館隣の岩宿人の広場で開催された「岩宿ムラまつり」に参加した。9時半の整理券配布の列に並んで、「石器つくり」を体験した。
みどり市のマスコットの「みどモス」
土器焼き
「石器つくり」は下拵えされた黒曜石を鹿の角で叩いて槍先形尖頭器に仕上げる。初めての経験で楽しかった。
後で知ったが、この黒曜石は、北海道の赤石山の白滝の産で、赤いサシが入っているので、花十勝(はなとかち)、紅十勝(べにとかち)と呼ばれる。石器作り体験で紅十勝を使うようになったのは、あの捏造事件がきっかけとか。東京国立博物館の旧石器時代の展示パネル「旧石器時代の代表的な石材の産地とその分布」によると北海道と関東甲信越では分布は重ならない。これが理由。
【黒曜石原産地ジオツアー】2名様をご案内しました | 白滝ジオパーク
みどり市岩宿博物館。立派な建物だが岩宿遺跡の出土品は、相澤忠洋記念館と明治大学博物館にある。埼玉県行田市のさきたま史跡の博物館のように現地で本物を展示できるようになることを切に願う。
マンモスの骨で作られた住居
タウンわたらせ 6月20日号に岩宿のことが出てます。
— 岩宿の石器 (@tGyWsAtnF9Fw6PA) 2020年6月16日
1988年の桐生タイムス
でっかい岩宿構想
という記事の紹介ですが、読んでみると全部実現してるんですよね。
実際に神奈川方面からの修学旅行が日光と岩宿はセットになってるし。 pic.twitter.com/zhuuJGxiZO
#岩宿博物館 では、#岩宿遺跡 出土の石器(重要文化財)は、一年のうち半分はレプリカ展示。もう半分は本物が展示されています。
— 岩宿の石器 (@tGyWsAtnF9Fw6PA) 2021年7月1日
レプリカ展示のときは本物はどこにあるのかというと、岩宿遺跡を発掘した
明治大学の博物館で展示しています。
明治大学博物館においても岩宿遺跡の石器は目玉なんです。
突然、何でこんなことをツイートしたのかというと、
— 岩宿の石器 (@tGyWsAtnF9Fw6PA) 2021年7月1日
明日7月2日より重要文化財である岩宿遺跡の石器が岩宿博物館で公開されます。
じつは、昨年はコロナ禍のため岩宿への里帰りは断念していて、岩宿の地で岩宿遺跡の本物の石器を展示するのは2年ぶりなんだそうです。
さらに嬉しいお知らせが。
— 岩宿の石器 (@tGyWsAtnF9Fw6PA) 2021年7月1日
今までは写真撮影NGだった岩宿遺跡の石器が、明治大学博物館の承諾をもらいスナップ程度のであれば写真撮影OKになるそうです。
今後も撮影の解禁は、権利関係との調整ををおこない、徐々に進めていくとのことです。
— 岩宿の石器 (@tGyWsAtnF9Fw6PA) 2021年7月1日