週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

聖心女子大学構内古墳 港区広尾

聖心女子大学の構内にある古墳。聖堂、学生食堂、2号館、宮代ホールに囲まれた中庭にある。『東京都遺跡地図』には渋谷区の遺跡番号95番、聖心女子大学構内古墳、円墳として登録されている。都心部遺跡分布調査団により行われた1982年(昭和57年度)の渋谷区の古墳分布調査により確認された。円墳(径15〜17m)とされる。調査はされていない。聖心女子大学及び隣接する日本赤十字医療センター、日本赤十字看護大学広尾ガーデンヒルズの一帯は江戸時代には下総佐倉藩堀田家の下屋敷で、1918年(大正7年)、その一部に久邇宮家の本邸が建設され、戦後、国の管理、映画会社大映の所有を経て、1948年に聖心女子大学が開校した。本古墳は庭園の築山としてそれらの時代を乗り越えてきたのかもしれない。もしかしたら、古墳ではなく築山かもしれない。

北東から。
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西から。
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北西から。
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南から。
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聖心女子大学公式広報オンライン

聖心女子大学 | 大学のTOPICS | 旧久邇宮邸(通称「パレス」)重要文化財に指定

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