琵琶塚古墳は摩利支天塚古墳の北に隣合う前方後円墳。全長123.1m、後円部径74.2m、高さ11m、前方部幅64m、高さ8.5m。三段築成。第一段目に幅4m前後の平坦面を持つ。周溝は二重に巡り、周溝を含めた全長は200mを超える。摩利支天塚古墳に続く6世紀前半頃の築造。
南東から。右が後円部、左が前方部。
北東から。右手前が後円部、左奥が前方部。
後円部の周溝。
後円部の墳頂。
後円部の墳頂から前方部。
前方部の墳頂から後円部。
南西から前方部。
右手前が前方部、左奥が前方部。
南から。左手前が前方部、右奥が後円部。
北西の県道18号線から全景。左が後円部、右が前方部。
4月に摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館が開館した。
周辺の古墳の築造順は摩利支天塚古墳→琵琶塚古墳→吾妻古墳→甲塚古墳→国分寺愛宕塚古墳→山王塚古墳→丸塚古墳と推定される。
文献
[1] 小山市教育委員会 1979 『小山市文化財調査報告書7:環境整備事業に伴う琵琶塚古墳発掘調査概報1』小山市教育委員会
[2] 小山市教育委員会 2015 『小山市文化財調査報告書94:国史跡 琵琶塚古墳1』小山市教育委員会