久しぶりに涼しさが戻って来たので古墳巡り。江戸川右岸の宝珠花台地に、かつては20数基で形成していた目沼古墳群。今は目沼浅間塚古墳(目沼10号墳)が1基のみ残る。1991年の調査で全長46mを超える前方後円墳(帆立貝形古墳)で後円部径30.4m、高さ5mとされた。6世紀の築造。現況は径28m、高さ2mの円墳状。くびれ部から円筒埴輪棺が見つかっている。
北から。
東から。
南から。
目沼9号墳出土資料(馬具)とパネル写真。さきたま史跡の博物館の企画展「埼玉の古墳 3」(2018/9/15〜11/14)で展示。
文献
[1] 宮川進 1997「さいたま古墳めぐり」さきたま出版会
[2] 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2018「埼玉の古墳 3 - 北足立・北埼玉・北葛飾 -」