龍角寺古墳群の104号墳から108号墳。
岩屋古墳(龍角寺105号墳)は古墳時代終末期の方墳。一辺78m。高さ13.2m。この時代の方墳としては全国第1位の規模。同時期に造営された用明天皇陵(春日向山古墳, 方墳, 東西65m)や推古天皇陵(山田高塚古墳, 方墳, 東西59m)を凌ぐ。浅間山古墳に継続して築造された。三段築成。7世紀中頃の築造。国指定史跡。1970年測量調査。
西から中央正面が岩屋古墳。手前の藪の中に104号墳がある。
南西の角から。
南側、横穴式石室の開口部が2つ並んでいる。羨道をもたない両袖式の玄室だけの構造。
右の東石室。
左の西石室。
傍の石仏
南東の角から。
東側。
104号墳。方墳。一辺34m。高さ2.7m。石切積横穴式石室。東から。藪の中。
西から。
みそ岩屋古墳(龍角寺106号墳)。方墳。南東辺35m。高さ4.7m。三段築成。横穴式石室。7世紀後半の築造。
107号墳。方墳。一辺21m。高さ1.3m。
108号墳の石室。108号墳は方墳。一辺17m。高さ1.3m。切石積板石組横穴式石室。7世紀後半の築造。道路になり煙滅。1980年調査。
これで龍角寺古墳をすべて巡りました。お疲れ様でした。
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