荏原台(えばらだい)古墳群のうち、最も東側にある古墳で、旧鵜の木(うのき)村の飛び地にあったので、「鵜の木大塚古墳」と名付けられた。高さは約6m、直径は約27mの円墳。古墳の南側の一部が稲荷神社になっている。
文献[1]では
ニ 鵜ノ木大塚
大森區調布大塚町の共立女子専門學校構内の東南隅にある。圓墳で、高さ六米、直徑二十七米、比較的よく完全に原保存してゐる。今その南隅をかき落し、こゝに稻荷社を構設してゐる。
墳丘には埴輪と葺石をともに見ない、恐らく處女墳であらうと思ふが、確言は出来ない。昭和三年七月、東京府史蹟に指定された。
文献