週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

鵜木大塚古墳 大田区雪谷大塚町

荏原台(えばらだい)古墳群のうち、最も東側にある古墳で、旧鵜の木(うのき)村の飛び地にあったので、「鵜の木大塚古墳」と名付けられた。高さは約6m、直径は約27mの円墳。古墳の南側の一部が稲荷神社になっている。

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文献[1]では

ニ 鵜ノ木大塚

大森區調布大塚町の共立女子専門學校構内の東南隅にある。圓墳で、高さ六米、直徑二十七米、比較的よく完全に原保存してゐる。今その南隅をかき落し、こゝに稻荷社を構設してゐる。

墳丘には埴輪と葺石をともに見ない、恐らく處女墳であらうと思ふが、確言は出来ない。昭和三年七月、東京府史蹟に指定された。

文献

[1] 後藤守一 1936 『東京府史蹟名勝天然紀念物調査報告書13:東京府下の古墳』東京府

[2] 大田区立郷土博物館 1992『大田区 古墳ガイドブック』