週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

国指定史跡

荒屋敷貝塚 千葉県若葉区貝塚町

加曽利貝塚から西に徒歩30分の京葉道路の真上にある荒屋敷貝塚。荒屋敷貝塚を避けるために地下に造られた貝塚トンネルは京葉道路で唯一のトンネル。 南側の傾斜面では貝を確認できる。 千葉市:荒屋敷貝塚(国指定史跡) にほんブログ村

大森貝塚 品川区大井・大田区山王

1877年(明治10年)6月18日の39歳の誕生日に横浜港に到着した米国のモース博士は、翌日、横浜駅から新橋駅に向かう汽車の車窓から大森貝塚を発見した。政府の許可を得た上で9月16日に発掘を行ない、土器、骨器、獣骨を発見。出土品は東京大学に保管されている…

甲塚古墳 いわき市平菅波宮前

中田横穴墓から県道15号線を北上、夏井川の手前の荒田目交差点から県道229号線「甲塚古墳線」を直進して国道6号バイパスをくぐると左の田んぼの中に甲塚古墳が見えてくる。 西から。 墳丘直径37m、高さ8.2mの古墳。本格的な調査は行われていないため、古墳の…

中田横穴墓 いわき市平沼ノ内

中田横穴墓(なかだよこあなぼ)は県道15号線(小名浜四倉線)新設工事中に発見。1969年1月に発掘調査が行われ、発見された6基の横穴墓のうちの1基の1号墳に装飾壁画が確認された。1号墳の装飾壁画は震災以降、公開が中止されていたが、2016年に再開して今年は10…

大安場史跡公園 (その2) 郡山市田村町大善寺大安場

大安場1号墳の前方部の北側にある2号墳。円墳。径15m。5世紀後半の築造。墳丘中央に箱型石棺。周溝から土器が出土。5世紀後半の築造。 右手前が2号墳、左奥が1号墳。 3号墳。円墳。発掘調査はされていない。東側は削平されている。 4号墳。大部分は削平され…

大安場史跡公園 (その1) 郡山市田村町大善寺大安場

かつて大きな古墳がなかったため「古墳文化の通り道」と揶揄されていた福島県中通り。1991年春に「あの山の奥に堀のようなものがある」との情報を得て山に入ると古墳としか思えない地形に調査員は足を震わせた。郡山市の盆地を見下ろす尾根の先端は、地元で…

泉崎横穴 泉崎村泉崎

1933年(昭和8年)に道路工事中に発見された泉崎横穴。いくつかの横穴墓が発見された。4号横穴墓には玄室の壁面に赤色顔料で騎馬人物や馬、渦巻きなどの絵画が描かれていた。当時、東北地方で古墳時代の装飾壁画の発見は初めてで、翌年、国の史跡に指定され保…

野地久保古墳 白河市本沼野地久保

泉崎村との境界に近い白河市の丘陵地の標高約340mの斜面にある野地久保古墳。2004年の調査で石室の床石と環状の石組みを検出。2008年の調査で、7世紀中期~8世紀初頭に築造された上円下方墳と確認。上円下方墳は、カラト古墳(奈良県・京都府)、清水柳北1号墳…

下総塚古墳 白河市舟田中道

阿武隈川右岸の、標高315mほどの河岸段丘上に立地する下総塚古墳。基壇を有する前方後円墳。全長71.8m。6世紀後半の築造。安山岩質溶結凝灰岩を用いた横穴式石室。前方部を西に向ける。 東から、後円部。 南から後円部。横穴式石室は後円部の南側に開口部を…

山王塚古墳 伊勢原市東大竹

小田急線伊勢原駅から南西に徒歩12分。上り坂を登りきったところにある山王塚古墳。円墳? 現在は四方を削られている。 南東から。 墳頂の石造物。 裏側の西から。 南に徒歩2分の山王塚公園に縄文時代の敷石住居跡がある。 晴れていれば大山が拝める。 にほ…

白石稲荷山古墳 藤岡市白石

猿田川を東に見下ろす河岸段丘の上に所在する白石稲荷山古墳。自然地形を利用した大型の前方後円墳。全長約140m、後円部径71m、高さ10m、前方部幅75m、高さ4m。5世紀前半の築造。 北から。左手前が後円部、右奥が前方部。 北東から。後円部。 後円部の墳頂。…

七輿山古墳 藤岡市上落合

七輿山(ななこしやま)古墳は、6世紀代の古墳としては東日本最大級の前方後円墳。全長145m、後円部径87m、前方部幅106m、前方部と後円部の高さ16m。三段築成。6世紀前半の築造。 南東から。右手前が後円部、左奥が前方部。周囲には二重の周溝が巡る。 後円部…

三殿台遺跡 横浜市磯子区岡村

三殿台(さんどのだい)遺跡は横浜市磯子区岡村の標高55mの高台にある縄文時代から古墳時代にわたる複合遺跡。1961年に発掘調査が行われ、約270軒の縦穴住居跡が重なり合って見つかった。ちょうど、2名の新人ボランティアさんにベテランボランティアさんが遺跡…

摩利支天塚古墳 小山市飯塚

思川と姿川の合流点から北に約1kmの台地上にある摩利支天塚(まりしてんづか)古墳は隣接する琵琶塚古墳とともに栃木県を代表する大型の前方後円墳。全長120.5m、後円部径71.1m、高さ10.9m、前方部幅82.5m、高さ7.9m。二段築成。周溝は二重に巡り、内側の幅が2…

吾妻古墳 壬生町藤井

車塚古墳の西を流れる黒川を4km下ると栃木県最大の前方後円墳の吾妻古墳がある。6世紀後半の築造。二段築成。墳丘第一段(基壇)の幅が広く、この地域の特徴を示す。全長127m、周溝を含む総全長は162m。 北から、周溝の奥に後円部が見える。 前方部の周溝。 北…

牛塚古墳 壬生町壬生甲

車塚古墳と道路を挟んで向かい合う牛塚古墳。帆立貝形古墳。全長約60m。 南から。 東から。右が後円部、左が前方部。 南東から。左手前が前方部、右奥が後円部。 南西から。左奥が後円部、右手前が前方部。 南から。左の木立が牛塚古墳、右の木立が車塚古墳。…

車塚古墳 壬生町壬生甲

愛宕塚古墳から北に徒歩11分の車塚古墳。古墳時代終末期で最大級の円墳。三段築成。墳丘は葺石に覆われていた。墳丘直径84m、第二段直径46m、第三段直径32m、墳頂部直径12m、周溝底面からの高さ12.5m、二重目の周溝を含めた総全長130m。2014年、2015年、2016…

愛宕塚古墳 現地説明会 (9/8) 壬生町壬生甲

9月8日に栃木県壬生町の愛宕塚古墳の現地説明会に参加しました。壬生町では2014年から車塚古墳、牛塚古墳、愛宕塚古墳の発掘調査を5年計画で実施していました。今年が最終年度で昨年に引き続き愛宕塚古墳の調査を実施しました。愛宕塚は古墳時代後期の6世紀…

埼玉古墳群

埼玉(さきたま)古墳群は武蔵国を代表する古墳群。前方後円墳8基と円墳1基の大型古墳が残る全国有数の大型古墳群。古墳群は5世紀末から7世紀にかけて成立したと考えられている。埼玉古墳群の中で一番古いのは稲荷山古墳で、5世紀後半頃に築造されたと考えら…

歳勝土遺跡 都筑区大棚西

歳勝土(さいかちど)遺跡は大塚遺跡に住んだ人々の墓地。大塚遺跡の環濠とその周囲に広がる土塁に近接した一帯から方形周溝墓群が発見された。発見された遺構25基の方形周溝墓を保存し、うち5基を復元して保存している。歳勝土は字名から命名。カブトムシやク…

大塚遺跡 横浜市都筑区大棚西

大塚遺跡は弥生時代中期の環濠集落。港北ニュータウンの開発に伴う事前調査として1973年から1976年に発掘調査が行われ、その東部分が保存されている。 遺跡公園 | 横浜市歴史博物館 にほんブログ村

夷王山墳墓群 檜山郡上ノ国町勝山

道南の渡島半島の西、標高159mの夷王山の山裾にある勝山館の背後を取り囲むように650余りの盛り土の墓が広がる。近年、仏教様式の墓に混じってアイヌの葬法に従った墓が発掘され、和人とアイヌの関わりを示す重要な発見とされている。勝山館は、後の松前氏の…

大鶴巻古墳 高崎市倉賀野町

浅間山古墳の南東500mのところにある大鶴巻古墳。前方後円墳。全長124m。二段築成(後円部は三段築成の可能性あり)。墳形が良く残っている。4世紀末から5世紀初頭の築造。浅間山古墳を2/3に縮小した形であることが指摘されている。 南西から。左が後円部、右…

浅間山古墳 高崎市倉賀野町

利根川支流の烏川の左岸段丘の縁辺に位置する浅間山古墳。前方後円墳。全長171m。群馬県2位の大きさ。築造された当時は東日本最大の古墳。前方部は二段、後円部は三段築成。葺石をもつ。墳丘周囲には盾型の周堀(内堀)が巡り、内堀の外周には葺石をもつ中堤が…

綿貫観音山古墳 高崎市綿貫町観音山

東国の正倉院といわれるほどの貴重な出土品のあった綿貫観音山古墳。二段築成の前方後円墳。全長97m。後円部に横穴式石室。6世紀後半の築造。二重の周溝。井野川下流域で最後の前方後円墳。1967,1968年に発掘調査が実施され、未盗掘の横穴式石室から人骨1体…

上高津貝塚 土浦市上高津

上高津貝塚は約4,000年~3,000年前の縄文時代後・晩期の遺跡で、当時入り江だった霞ヶ浦から得られた豊富な魚貝類や塩、周辺の動植物などを取って生活していたムラのあと。今はのどかな芝生の公園。 貝層断面展示施設 B地点貝層 C地点。縄文時代の縦穴式住居…

吉見百穴 比企郡吉見町北吉見

吉見百穴は古墳時代の末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓群で、1923年に国の史跡に指定された。現在確認できる横穴の数は219基。 吉見百穴 | 観光地 | 吉見町観光・見どころガイド にほんブログ村

小見真観寺古墳 行田市小見

星川の右岸の低台地上に位置する小見真観寺(おみしんかんじ)古墳。前方後円墳。全長112m。7世紀前半の築造。小見真観寺は真言宗の古刹。 南西から鞍部。 南西から前方部。 南西から後円部。 鞍部の階段。 鞍部から後円部。 鞍部の石室。 後円部から前方部。 …

中の山古墳 行田市渡柳

奥の山古墳の南東に位置する中の山古墳。前方後円墳。全長79m。 南から。左手前が前方部、右奥が後円部。 北東から。右手前が後円部、左奥が前方部。 北西から。右が前方部、左が後円部。 にほんブログ村

鉄砲山古墳 行田市埼玉

奥の山古墳の北東に位置する鉄砲山古墳。前方後円墳。全長112m。埼玉(さきたま)古墳群の中で3番目に大きい。6世紀後半の築造。 南から。左手前が前方部、右奥が後円部。 西から。右手前が前方部、左奥が後円部。 北から。後円部。 北東から。右手前が前方部…