週末は古墳巡り

古墳とは、およそ3世紀から7世紀に築かれた墳丘状の墓のこと。その数、およそ20万基。

国指定史跡

内裏塚古墳 富津市二間塚、他

家族と三井アウトレットパーク木更津に来たついでに内裏塚古墳を訪れた。 内裏塚古墳は墳丘全長144mの前方後円墳で、千葉県最大かつ南関東最大の古墳。5世紀中葉の築造。内裏塚古墳群で最初に築造された。墳丘形態は大阪府堺市百舌鳥古墳群の履中陵古墳(陵山…

さきたま古墳公園(再訪) 行田市埼玉

さきたま火祭りを見物する前にさきたま古墳公園の古墳を見学した。 この日は北鴻巣駅からの無料のシャトルバスを利用した。マイクロバスだった。 さきたま古墳公園駐輪場隣の古代イベント会場、フリーマーケットや物産展が並ぶ 火祭りの会場は稲荷山古墳の南…

小二子古墳 前橋市西大室町

後二子古墳の前方部に隣接する小二子古墳。前方後円墳。全長38m。6世紀後半の築造。 南から右手前が後円部、左奥が前方部 北東から左手前が後円部、右奥が前方部 北西から右手前が前方部、左奥が後円部、その先に後二子古墳の前方部 史跡全体模型 大室古墳群…

後二子古墳 前橋市西大室町

中二子古墳に隣接して北西にある後二子古墳。前方後円墳。全長85m。6世紀後半の築造。 北から右手前が前方部、左奥が後円部。1段目の基壇に2段目の墳丘がのる「下野型古墳」の特徴がよくわかる。 東から左手前が後円部、右奥が前方部 南東から右手前が後円部…

中二子古墳 前橋市西大室町

前二子古墳に隣接して北西にある中二子古墳。前方後円墳。全長111m。6世紀前半の築造。 南から前方部。周堤に埴輪が並ぶ。 南から後円部 西から周堤 周堤の埴輪。優しく叩くとずっしりと重い音がした。 周堤から前二子古墳 手前が後円部、奥が前方部 東から…

前二子古墳 前橋市西大室町

赤城南麓最大の古墳群の大室古墳群で最初に造られた前方後円墳の前二子古墳。全長94m。6世紀初頭。県内最古級の川原石積みの長大な横穴式石室が後円部に南に開口する。 北から、左が後円部、右が前方部 北西から 北側のくびれ部の階段で墳丘に登る 前方部 後…

白石稲荷山古墳 (再訪) 藤岡市白石

皇子塚古墳の南に約500mにある白石稲荷山古墳も再訪した。前方後円墳。全長155m。後円部に縦穴系主体部(礫槨、東西2基)。 北から、白石稲荷山古墳の後円部。ゴルフ練習場のネットの手前に十二天塚北古墳と十二天塚古墳がある。 北からパノラマで、左手前が後…

七輿山古墳 (再訪) 藤岡市上落合

4月14日に桜を求めて七輿山(ななこしやま)古墳を再訪した。 北西から、右手前が前方部、左奥が後円部 北東から、左手前が後円部、右奥が前方部 南東から、右手前が前方部、左奥が前方部 パノラマで。周溝がよくわかる。 南から後円部 南から前方部 西から前…

岩宿遺跡 みどり市笠懸町阿左美

琴平山と稲荷山の切り通しで、1946年に相澤忠洋さんが石器を発見。1949年に明治大学がA地点を発掘調査。日本で初めて関東ローム層の中から石器が見つかる確認された。これが日本の旧石器研究の扉を開いた。 岩宿遺跡(A地点) 岩宿ドーム。岩宿遺跡発掘のきっ…

姥山貝塚 市川市柏井町

姥山貝塚は、下総台地の西端、向根支谷の北側に位置する縄文時代中期から後期(約5,000〜3,000年前)の馬蹄形貝塚。貝層の規模は外径が東西130m、南北120m。標高23〜25m。竪穴住居跡は39か所、人骨は143体が見つかっている。 D地点 E地点 C地点 A地点 B地点 M…

船田古墳 八王子市長房町

都営長房団地の造成に伴う発掘調査で径約14mの円墳の周溝と川原石を積んだ石室が検出された。墳丘は削平されていた。古墳は公園内に埋め戻され保存された。石室は、玄室の入口と羨道との段差が片方しかない片袖式、片側の側壁には緩い胴張りが認められる。 …

荒屋敷貝塚 千葉県若葉区貝塚町

加曽利貝塚から西に徒歩30分の京葉道路の真上にある荒屋敷貝塚。荒屋敷貝塚を避けるために地下に造られた貝塚トンネルは京葉道路で唯一のトンネル。 南側の傾斜面では貝を確認できる。 千葉市:荒屋敷貝塚(国指定史跡) にほんブログ村

大森貝塚 品川区大井・大田区山王

1877年(明治10年)6月18日の39歳の誕生日に横浜港に到着した米国のモース博士は、翌日、横浜駅から新橋駅に向かう汽車の車窓から大森貝塚を発見した。政府の許可を得た上で9月16日に発掘を行ない、土器、骨器、獣骨を発見。出土品は東京大学に保管されている…

甲塚古墳 いわき市平菅波宮前

中田横穴墓から県道15号線を北上、夏井川の手前の荒田目交差点から県道229号線「甲塚古墳線」を直進して国道6号バイパスをくぐると左の田んぼの中に甲塚古墳が見えてくる。 西から。 墳丘直径37m、高さ8.2mの古墳。本格的な調査は行われていないため、古墳の…

中田横穴墓 いわき市平沼ノ内

中田横穴墓(なかだよこあなぼ)は県道15号線(小名浜四倉線)新設工事中に発見。1969年1月に発掘調査が行われ、発見された6基の横穴墓のうちの1基の1号墳に装飾壁画が確認された。1号墳の装飾壁画は震災以降、公開が中止されていたが、2016年に再開して今年は10…

大安場史跡公園 (その2) 郡山市田村町大善寺大安場

大安場1号墳の前方部の北側にある2号墳。円墳。径15m。5世紀後半の築造。墳丘中央に箱型石棺。周溝から土器が出土。5世紀後半の築造。 右手前が2号墳、左奥が1号墳。 3号墳。円墳。発掘調査はされていない。東側は削平されている。 4号墳。大部分は削平され…

大安場史跡公園 (その1) 郡山市田村町大善寺大安場

かつて大きな古墳がなかったため「古墳文化の通り道」と揶揄されていた福島県中通り。1991年春に「あの山の奥に堀のようなものがある」との情報を得て山に入ると古墳としか思えない地形に調査員は足を震わせた。郡山市の盆地を見下ろす尾根の先端は、地元で…

泉崎横穴 泉崎村泉崎

1933年(昭和8年)に道路工事中に発見された泉崎横穴。いくつかの横穴墓が発見された。4号横穴墓には玄室の壁面に赤色顔料で騎馬人物や馬、渦巻きなどの絵画が描かれていた。当時、東北地方で古墳時代の装飾壁画の発見は初めてで、翌年、国の史跡に指定され保…

野地久保古墳 白河市本沼野地久保

泉崎村との境界に近い白河市の丘陵地の標高約340mの斜面にある野地久保古墳。2004年の調査で石室の床石と環状の石組みを検出。2008年の調査で、7世紀中期~8世紀初頭に築造された上円下方墳と確認。上円下方墳は、カラト古墳(奈良県・京都府)、清水柳北1号墳…

下総塚古墳 白河市舟田中道

阿武隈川右岸の、標高315mほどの河岸段丘上に立地する下総塚古墳。基壇を有する前方後円墳。全長71.8m。6世紀後半の築造。安山岩質溶結凝灰岩を用いた横穴式石室。前方部を西に向ける。 東から、後円部。 南から後円部。横穴式石室は後円部の南側に開口部を…

山王塚古墳 伊勢原市東大竹

小田急線伊勢原駅から南西に徒歩12分。上り坂を登りきったところにある山王塚古墳。円墳? 現在は四方を削られている。 南東から。 墳頂の石造物。 裏側の西から。 南に徒歩2分の山王塚公園に縄文時代の敷石住居跡がある。 晴れていれば大山が拝める。 にほ…

白石稲荷山古墳 藤岡市白石

猿田川を東に見下ろす河岸段丘の上に所在する白石稲荷山古墳。自然地形を利用した大型の前方後円墳。全長約140m、後円部径71m、高さ10m、前方部幅75m、高さ4m。5世紀前半の築造。 北から。左手前が後円部、右奥が前方部。 北東から。後円部。 後円部の墳頂。…

七輿山古墳 藤岡市上落合

七輿山(ななこしやま)古墳は、6世紀代の古墳としては東日本最大級の前方後円墳。全長145m、後円部径87m、前方部幅106m、前方部と後円部の高さ16m。三段築成。6世紀前半の築造。 南東から。右手前が後円部、左奥が前方部。周囲には二重の周溝が巡る。 後円部…

三殿台遺跡 横浜市磯子区岡村

三殿台(さんどのだい)遺跡は横浜市磯子区岡村の標高55mの高台にある縄文時代から古墳時代にわたる複合遺跡。1961年に発掘調査が行われ、約270軒の縦穴住居跡が重なり合って見つかった。ちょうど、2名の新人ボランティアさんにベテランボランティアさんが遺跡…

琵琶塚古墳 小山市飯塚

琵琶塚古墳は摩利支天塚古墳の北に隣合う前方後円墳。全長123.1m、後円部径74.2m、高さ11m、前方部幅64m、高さ8.5m。三段築成。第一段目に幅4m前後の平坦面を持つ。周溝は二重に巡り、周溝を含めた全長は200mを超える。摩利支天塚古墳に続く6世紀前半頃の築…

摩利支天塚古墳 小山市飯塚

思川と姿川の合流点から北に約1kmの台地上にある摩利支天塚(まりしてんづか)古墳は隣接する琵琶塚古墳とともに栃木県を代表する大型の前方後円墳。全長120.5m、後円部径71.1m、高さ10.9m、前方部幅82.5m、高さ7.9m。二段築成。周溝は二重に巡り、内側の幅が2…

吾妻古墳 壬生町藤井

車塚古墳の西を流れる黒川を4km下ると栃木県最大の前方後円墳の吾妻古墳がある。6世紀後半の築造。二段築成。墳丘第一段(基壇)の幅が広く、この地域の特徴を示す。全長127m、周溝を含む総全長は162m。 北から、周溝の奥に後円部が見える。 前方部の周溝。 北…

牛塚古墳 壬生町壬生甲

車塚古墳と道路を挟んで向かい合う牛塚古墳。帆立貝形古墳。全長約60m。 南から。 東から。右が後円部、左が前方部。 南東から。左手前が前方部、右奥が後円部。 南西から。左奥が後円部、右手前が前方部。 南から。左の木立が牛塚古墳、右の木立が車塚古墳。…

車塚古墳 壬生町壬生甲

愛宕塚古墳から北に徒歩11分の車塚古墳。古墳時代終末期で最大級の円墳。三段築成。墳丘は葺石に覆われていた。墳丘直径84m、第二段直径46m、第三段直径32m、墳頂部直径12m、周溝底面からの高さ12.5m、二重目の周溝を含めた総全長130m。2014年、2015年、2016…

愛宕塚古墳 現地説明会 (9/8) 壬生町壬生甲

9月8日に栃木県壬生町の愛宕塚古墳の現地説明会に参加しました。壬生町では2014年から車塚古墳、牛塚古墳、愛宕塚古墳の発掘調査を5年計画で実施していました。今年が最終年度で昨年に引き続き愛宕塚古墳の調査を実施しました。愛宕塚は古墳時代後期の6世紀…