秦野市の中央部を流れる水無川の中流域に位置し、35基の円墳が確認されている。全て円墳で7世紀後半の築造。桜土手古墳公園に6基が保存されている。また、1基の復元古墳がある。展示館に多くの出土品、模型、写真が展示されている。隣接する日産車体の敷地に5基、島津製作所の敷地に1基あり、現存する古墳は12基。
30号墳。径22.8m、高さ2.5m、周溝の幅1.7m。
29号墳。径15.6m、高さ1.4m、周溝の幅1.6m。
28号墳。径15.6m、高さ1.8m、周溝の幅1.7m。
26号墳。径14.5m、高さ2.1m、周溝の幅1.8m。
32号墳。径14.5m、高さ2m、周溝の幅2m。
31号墳。径11.2m、高さ0.8m、周溝の幅1.2m。
復元古墳(1号墳)。径28m、高さ5.6m、周溝の幅5m。外護列石(墳丘の端ラインに沿って石を並べる)、墳丘内列石(石室を取り囲むように石垣状の石組)が特徴。
横穴式石室。
文献
[1] 東京新聞編集局 1993「古墳を歩く」
【秦野市】本日リニューアルオープン!桜土手古墳展示館が「はだの歴史博物館」として生まれ変わり。バリアフリーも対応。 https://t.co/S1HpBnnA99 @goguynetから
— 古墳にコーフン協会 (@kofun_ni_kohfun) 2020年11月1日