狐塚古墳から北西西に330m。5世紀後半から6世紀中葉の帆立貝形古墳。全長54m、後円部直径40m、高さ7m。1917年に出土した七鈴鏡は都指定の有形文化財。1950年の学習院高等科史学部の発掘調査で出土した三角板鋲留短甲と横矧板鋲留短甲は学習院大学史料館に収蔵されている。
墳頂の祠が見える。
スミレの花が咲いていた。
文献
[1] 大田区立郷土博物館 1992『大田区 古墳ガイドブック』
[2] 松崎元樹 1997「世田谷区御嶽山古墳出土遺物の調査」学習院大学史料館紀要 第9号
2019年に野毛古墳まつりの野毛古墳群散歩で再訪した。