八角形墳
3月16日に川崎市高津区役所橘出張所2階大会議室で開催され令和5年度 第3回橘樹学連続講座 古代橘樹を知り、活用する!! 「橘樹官衙遺跡群成立 前夜の古墳」に参加(聴講)した。「橘樹学」は、古代の役所跡や寺院跡が発見されている川崎市初の国史跡である橘樹…
5月に茨城県立歴史館の企画展「ビフォー・アフター三昧塚古墳」を鑑賞した際、茨城県立歴史館の前に吉田古墳を訪れた。吉田古墳は、横穴式石室奥壁に釵・刀子・鉾等武具を主体とした線刻装飾をもつ終末期古墳で、墳形は方墳とも円墳ともいわれていたが、近年…
NHKの歴史探偵で取り上げられた「飛鳥の八角形古墳」中尾山古墳は、八角形は天皇を象徴していて、石室の大きさから火葬墓で、被葬者の候補は文武天皇とのことだったが、東京都多摩市の稲荷塚古墳も八角形墳であることにも触れて欲しかったな。他にも不正八角…
鮎川と鏑川の合流点付近にある伊勢塚古墳は、径27.2mの不正八角形墳と考えられる。南に開口する横穴式石室は、美しい模様積みで、市内では最大級(全長8.94m)の石室。 南南東から 南南西から 南から 羨道 胴張り構造の玄室。ドーム状の構造の模様積みと称され…
多摩丘陵の北辺、多摩川に注ぐ大栗川右岸の舌状台地上に立地する稲荷塚古墳。全国的に珍しい八角形墳。幅2mの周溝の内側に径34m、2段の墳丘。2段目に切石造りの胴張り複室構造の横穴式石室。幅約2mの周溝が巡る。7世紀前半の築造。都指定の史跡。 詳細情報 :…